J.ハースら4人が首位並走! B.ランガー&F.カプルスは38位タイ
2014年5月16日(金)午後0:11
いぶし銀たちの戦いが混戦模様となっている。
米チャンピオンズツアーの今季メジャー初戦、リージョンズ・トラディション(アラバマ州ショールクリーク)は現地時間15日、第1ラウンドの競技を行い、3アンダー69でプレーしたジェイ・ハース(米)、マーク・カルカベッキア(米)、オーリン・ブラウン(米)、盧建順(台)の4人が首位を並走。コリー・ペイビン(米)、スティーブ・エルキントン(豪)、ウィリー・ウッド(米)の3人が1打差の5位タイで続き、さらに1打差の8位タイでジョン・クック(米)、フレッド・ファンク(米)ら6人が追走している。
風が強く、気温も低い難コンディションの中、首位タイに立った60歳のハースは、満足感を隠し切れない。「風はすごいトリッキーだった。フロントナインはうまくやれていたと思うけど、13番、14番、15番では(風が)どっちに向かって吹いているのか全くわからなくなった。木々や谷など、いろいろなものを考えて風を読みプレーする。それを続けたんだ」と、経験の深さが好スコアにつながったことをアピールしたハース。息子のビルが米ツアーのトッププレーヤーになり、今では“ビルの父”と言われることも少なくなくなったが、レギュラーツアー(米男子ツアー)9勝、チャンピオンズツアー16勝の実力者の意地は健在だ。2012年プリンシパル・チャリティ・クラシック以来のツアー17勝目をメジャータイトルで飾ろうと燃えている。
ディフェンディング・チャンピオンのデビッド・フロスト(南ア)、トム・ワトソン(米)、コリン・モンゴメリー(スコットランド)、ロジャー・チャップマン(英)がイーブンパー72で14位タイ、トム・レーマン(米)、ロッコ・メディエート(米)は1オーバー73で24位タイにつけている。チャールズ・シュワブカップポイントランキング、賞金ランキングともに首位のベルンハルト・ランガー(独)は2オーバー74のラウンドでフレッド・カプルス(米)、ニック・プライス(ジンバブエ)、マーク・オメーラ(米)らと並び38位タイとやや出遅れ気味だ。
尚、昨季のシニアPGA選手権王者、井戸木鴻樹は出場していない。