B.ランガー完全V王手! 井戸木わずかに順位上げる
2014年5月4日(日)午前10:13
今季出場6試合すべてでトップ10入りしているベルンハルト・ランガー(独)が期待通りの強さを見せつけ完全Vに王手をかけた。
米チャンピオンズツアーのインスペリティ招待は現地時間3日、テキサス州ザ・ウッドンランズCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日トップタイ発進のランガーが5バーディ、1ボギーの4アンダー68にスコアをまとめ、ただひとり二桁アンダーまでスコアを伸ばし(通算10アンダー)、ポールポジション(=単独トップ)をキープした。
今季もっとも悪かったのがアリアンツ選手権での7位タイ。その他はすべてトップ3以内に入っているランガーだが、優勝は開幕戦の1勝だけ。そろそろ勝利の二文字が欲しい頃。この後リージョンズ・トラディション(15?18日/アラバマ州ショールクリーク)、シニアPGA選手権(22?25日/ミシガン州ザ・ゴルフクラブ at ハーバー・ショアーズ)とメジャー2連戦が待ち受けており、“ミスター・チャンピオンズツアー”のランガーにとっては今大会を含め負けられない戦いが続く。
3打差の単独2位にシニア初Vを狙うコリン・モンゴメリー(スコットランド)、通算6アンダー3位タイにゲイリー・ホールバーグ(米)とバート・ブライアント(米)、エステバン・トレド(メキシコ)の3人。フレッド・カプルス(米)は通算5アンダー6位タイにとどまっている。
日本勢唯一出場の井戸木鴻樹は4バーディ、5ボギーと出入りの激しいゴルフで1オーバー73と巻き返しならなかったが、全体のスコアが伸び悩んだため、通算3オーバーは前日より7ランクアップの43位タイまで順位を上げた。最終日こそ3月以来の60台をマークしメジャーに弾みをつけたいものだ。