S.ピーターセンが首位発進! 日本勢は上原、野村が25位タイ
2014年2月13日(木)午後6:56
女王奪取に燃えるスーザン・ピーターセン(ノルウェー)が好スタートを切った。
米女子ツアーのISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンは現地時間13日、オーストラリアのザ・ビクトリアGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.2のピーターセンが6アンダー66をマークして単独首位に立った。
現在ロレックスランクNo.1のインビー・パーク(韓)が欠場とあって、勝てば頂点に大きく近づくピーターセン。スタートホールの10番をいきなりボギーとしてしまうと、13番、15番とバーディを奪ったものの、16番でボギーを叩くなど、No.1へのプレッシャーからか不安定な出足となってしまう。
しかし、前半最後の17番、18番で連続バーディに成功すると、後半は2番、3番で再び連続バーディ。7番からは圧巻の3連続バーディで締め、リーダーボードのトップに躍り出た。
また、日本勢2人も難しいコンディションの中、なんとか上位戦線にとどまった。先陣を切った野村敏京は、7番までパーが続くなどスコアを伸ばせずに苦しんだが、8番でこの日初のバーディを手繰り寄せると、9番でもバーディ。後半を1バーディ、1ボギーで耐えて2アンダー70。上原彩子も、序盤こそばたついたものの、野村と同じ2アンダー70をマークして共に25位タイで初日の競技を終えた。
その他上位陣は、今季開幕戦のピュアシルク・バハマLPGAクラシックを制したジェシカ・コルダ(米)が1打差の2位タイ。コルダは2012年大会でも優勝を果たしており、ピーターセンのライバルとなってきそう。さらに1打差の6位タイにはポーラ・クリーマー(米)、キャロライン・ヘドバル(スウェーデン)、アザハラ・ムニョス(スペイン)、リディア・コ(ニュージーランド)らがつけている。
ピーターセンと同じ組で回ったステイシー・ルイス(米)とカリー・ウェブ(豪)は、ともに1アンダー71で42位タイ。一方、前週欧州ツアーで優勝したばかりのタイガー・ウッズ(米)の姪っ子シャイアン・ウッズ(米)は後半に4ボギーを叩いて失速。2オーバー74で100位タイと出遅れた。