アジアンツアーQスクール 橋爪5位タイ発進、優作&聖志は出遅れ
2014年2月13日(木)午後0:36
28人の日本勢がアジアンツアーの出場権をかけて必死の戦いを繰り広げている。
同ツアーのQスクール・ファイナルステージ(最終予選会)は現地時間12日から4日間に渡り、タイのインペリアル・レイクビュー・リゾート&GC(IL/パー72)とスプリングフィールドロイヤルCC(SR/パー71)の2コースを使って行われている。
日本からは、国内男子ツアー昨季最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップで念願のツアー初優勝を飾った宮里優作と、兄の聖志ら28人が出場しているが、世界各国から集まっている猛者たちの壁はなかなか厚い。
この日行われた第1ラウンド。上位40位タイまでに入れば今季のツアーカードを手にできるサバイバルレースの初日で頭一つ抜け出したのは、8アンダー63をマークしたネイサン・ホルマン(豪/SR)。2打差の単独2位でポール・ピーターソン(米/IL)が続く展開の中、日本勢最上位はインペリアル・レイクビュー・リゾート&GCを4アンダー68で回り5位タイにつけた橋爪光彦。3アンダーの17位タイには久保谷健一(IL)、塚田好宣(IL)の実力者2人がいる。その他、中里光之介(SR)、太田直己(IL)の2人が2アンダーの32位タイでツアーカード獲得圏内でスタートした。
残る23人は巻き返しが必要な状況だ。昨年の日本アマチュアゴルフ選手権競技を優勝した後、プロに転向した大堀裕次郎(IL)はイーブンパー72の82位タイ。優作(SR)は2オーバー73で132位タイ、兄の聖志(SR)は3オーバー74を叩き、アジアでの経験豊富な市原弘大(SR)らとともに164位タイと大きく出遅れている。尚、立山光広は棄権している。