井戸木が挑むフルフィールド初戦、B.ランガーらも参戦
2014年2月7日(金)午前11:30
井戸木鴻樹が米チャンピオンズツアーをホームツアーにすべく、自然体でのプレーを心掛けフルフィールド初戦に登場する。
同ツアーのアリアンツ選手権は現地時間7日、フロリダ州、オールドC at ブロークン・サウンドで開幕。ディフェンディング・チャンピオンのロッコ・メディエート(米)をはじめとするいぶし銀たちが激突する。昨季のシニアPGA選手権優勝者として、1月の開幕戦にも出場した井戸木だが、得意のショットもパットもいまひとつ噛み合わず、通算5アンダー30位タイと思うようなプレーができなかった。しかし、そろそろチャンピオンズツアーにも慣れてきたころ。しっかりと自分のゴルフを貫き2勝目を挙げようと意気込んでいる。
また、昨季大会最終日、最終ホールで1.2メートルのバーディパットを沈めて、史上16人目のデビュー戦優勝を決めたメディエートだが、開幕戦第1ラウンドで「63」を叩き出すなど爆発力は健在。今季レギュラーツアーには2試合出場し、1試合予選落ちの後、2008年全米オープンでタイガー・ウッズ(米)と19ホールプレーオフを演じたカリフォルニア州、トリーパインズGCが舞台のファーマーズ・インシュランス・オープンでも棄権しているだけに、ゲンのいいこの大会の連覇で立ち直りたいところだ。
本命は2010年大会王者で昨年の賞金王、ベルンハルト・ランガー(独)。昨季大会2位のほかにも2回、3位があり、実力を十分に発揮できる大会で、開幕戦からの2試合連続優勝にターゲットを絞っている。もちろん、昨年のチャールズ・シュワブカップ王者、ケニー・ペリー(米)の存在も侮れない。