米国勢上位独占! 藍49位タイ 上原は後退…
2014年1月25日(土)午前10:50
珍しく米国勢の名前がずらりと上位に並んだ。
米女子ツアー開幕戦、ピュアシルク・バハマLPGAクラシックは現地時間24日、バハマのオーシャンクラブGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。7アンダー66でプレーしたジェシカ・コルダ(米)が通算11アンダー単独首位に躍り出た。1打差単独2位にはポーラ・クリーマー(米)、通算9アンダー3位タイにはミッシェル・ウィー(米)とジェニー・スー(米)の2人が居座っている。韓国勢を中心にした外国勢が上位にいる状況が続いていた同ツアーとしては久しぶりに名前の横に星条旗が付く選手の名前が上位に並んだ。
コルダとクリーマーはこの日、宮里藍を含めた3人でラウンドしていたが、途中で急変した天候に振り回された。「よく晴れて美しく、そよ風の中に出ていったら、途中から曇ってきて、風がハリケーンのように吹き始めた。タフな1日だったけれどポーラ(クリーマー)がバーディを取り続けて追い上げてきたから、私もバーディを奪い続けなければいけなかったの」とコルダが笑えば、クリーマーも、「風の強い日は大好き。こんな日は自分のショットを信じるしかないし、そのためにオフシーズンはしっかり練習してきた」と自信をのぞかせた。良いリズムでプレーした2人は揃って上位に躍り出た。
一方、宮里も4バーディ、2ボギーの2アンダー71でスコアを伸ばしたが、通算イーブンパー49位タイでひとり蚊帳の外。決勝ラウンドではこの悔しさをばねに上位進出を狙う。
初日首位タイ発進した16歳のスーパールーキー、リディア・コ(ニュージーランド)は、3連続バーディの最高のスタートを切ったが、その後失速。5バーディ、2ボギーの3アンダー70とスコアを伸ばしきれず、通算8アンダー5位タイに後退した。それでもショットの安定度は相変わらずで、プロ転向後初のツアー優勝(ツアー通算3勝目)をまだまだ諦めてはいない。
また、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.3のステイシー・ルイス(米)は、2アンダー71でラウンドするも通算6アンダー10位タイに順位を落とした。
日本勢は、33位タイでスタートした上原彩子が1オーバー74でスコアを伸ばせず、宮里と並ぶ通算イーブンパー49位タイに後退。ツアールーキーの野村敏京は1つスコアを落として通算1オーバー60位タイで何とか予選を通過している。
≪ピュアシルク バハマ クラシック放送予定≫
http://www.golfnetwork.co.jp/original/lpga2014_puresilk_s/