I.パーク独壇場も平均スコアNo.1はS.ルイス
2013年12月30日(月)午前11:14
2013年の米女子ツアーはメジャー3連勝を挙げたインビー・パーク(韓)の独壇場だった。しかし、賞レースの大詰めにパークはプレッシャーから失速。平均ストローク数(ベア・トロフィ)とトップ10率では賞金ランキング3位のステイシー・ルイス(米)にタイトルを譲っている。
実力のバロメーターである平均ストローク部門でルイスは69.484をマークして1位。パークはスーザン・ピーターセン(ノルウェー/69.696)にも及ばず、69.869で同ランキング3位にとどまった。
トップ10率ではルイスの73%(1位)に対してパークは48%(4位)。優勝が続いた前半は13試合中8試合でトップ10入りする快進撃だったが、後半の10試合のトップ10入りはわずか3試合だけだった。
対するルイスは7月以降、棄権1試合を挟んだものの最終戦まで10試合連続トップ10に入り、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)ランキング(各試合でトップ10入りした選手のみにポイントが与えられる)でもパークを猛烈に追い上げた。
「世界ランキング(ロレックスランキング)をパークに奪われたのは悔しいけれど、シーズン序盤にNo.1を経験をすることが出来たし、全英(リコー)女子オープンでメジャーにも優勝出来ました。トータルで見たらとても良いシーズンだったと思います」とルイス。来季はアメリカNo.1プレーヤーとして世界No.1奪還を自らの使命と彼女は考えている。