藍がトップタイで週末へ! 日本勢は5選手が予選突破
2016年4月2日(土)午前11:10
米女子ツアーの今季メジャー初戦、ANAインスピレーションが現地時間1日、カリフォルニア州のミッション・ヒルズCC ダイナ・ショア・トーナメントCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。トップタイから出た宮里藍が2アンダー70で回り、通算7アンダーでリーダーボードのトップを守った。
初日にノーボギーのラウンドで2週連続となるトップタイに立った藍。インスタートとなったこの日は、11番パー5で幸先良くバーディを先行させると、13番をボギーとした直後の14番でバーディ。さらに16番でもボギーを喫したが、再び17番で取り返し、前半を1アンダーで折り返す。後半は6番でスコアを伸ばすと、8番をボギーとした後の9番パー5でバウンスバック。我慢強いプレーで5バーディ、3ボギーとスコアを伸ばしてホールアウトし、レクシー・トンプソン(米)と並び、メジャー制覇へ最高の位置で大会を折り返した。
一方、24位タイから出た宮里美香は、前半の9ホールで4バーディ、3ボギーと出入りの激しい展開に。1アンダーで迎えた後半は1バーディ、1ボギーと伸ばすことができなかったが、連日の1アンダー「71」をマークし、通算2アンダー25位タイと上位を十分に狙える位置につけた。また、上原彩子はイーブンパー72で通算1アンダー34位タイに後退。初日に「76」と出遅れいた野村敏京は3アンダー69で回り、通算1オーバー48位タイに浮上している。
トップと1打差の3位タイから出た大山志保は苦戦。前半で5番から連続ボギーを喫すると、1オーバーで迎えた後半は14番と17番のパー3でいずれもダブルボギー。1バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの5オーバー77と崩れて通算1オバー48位タイとなっている。88位タイから出た横峯さくらは2オーバー74と巻き返しならず、通算5オーバー89位タイで決勝ラウンド進出を逃した。
通算6アンダー3位タイには、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のリディア・コ(ニュージーランド)、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)、リー・アン・ペース(南ア)ら実力者が並ぶ。通算5アンダー9位タイには、イ・ボミ(韓)、ミッシェル・ウィー(米)、チャーリー・ハル(英)らがつけている。昨季覇者のブリタニー・リンシコム(米)は3アンダー69で通算3アンダー20位タイに浮上している。