海外女子
上原、ルーキーイヤーの思い出は…?
2013年11月30日(土)午前11:46
最終戦で優勝すれば逆転で米女子ツアーのルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)のチャンスがあった上原彩子だが、結局ポイントランキング3位に終わり、19歳のモリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が栄冠に輝いた。
新人賞のチャンスは一生で一度しかないため、上原は国内ツアーのシード権争いを投げ打ってラストチャンスにかけた。最終戦のCMEグループ・タイトルホルダーズで行われた恒例の授賞式ではライバルのジュタヌガーン、LPGAの創始者のひとりルイーズ・サッグス女史と壇上に上がる機会を得てルーキーイヤーの思い出を語ったのだが、面白かったのが上原の失敗談だ。
「呼ばれてもいない前夜祭に行って、自分の席が見つからず困ってしまった」のが今年もっとも恥ずかしかった思い出。そのとき、「一緒に席を探してくれたのがチェラ・チョイで、それから彼女と仲良くなった」という打ち明け話には会場は和やかな笑いに包まれた。
どうやら彼女もアメリカに“居場所”が見つかった様子。来年、さらなる飛躍が期待出来そうだ。