藍、さくら、美香、比嘉の強力布陣で9年ぶりの頂点へ!
2014年7月24日(木)午前11:36
国と国が互いに威信をかけて戦うゴルフ版ワールドカップ。今シーズン新たに米女子ツアーのスケジュールに組み込まれた国別対抗戦「インターナショナル・クラウン」が現地時間24日、メリーランド州のケーブスバレーGCを舞台にいよいよその幕を開ける。
改めて概要をおさらいすると開催は2年に一度(偶数年)。出場国は昨年11月25日時点のロレックスランキング(女子世界ランキング)をもとに、各国上位4人のランキングを合計した数字が少ない8か国が選ばれる。記念すべき第1回大会である今年はアメリカ、韓国、日本、タイ、スペイン、スウェーデン、台湾、オーストラリアが決戦の舞台へコマを進めた。
日本は宮里藍、宮里美香、横峯さくら、比嘉真美子という4人合わせて日米計50勝という最強の布陣。特に藍は大会開催が決まった時から今大会に対する強い思い入れを語ってきた。「ずっと前からソルハイムカップ(欧米チーム対抗戦)を観るたび、ああいう大会に出たいと思ってきました。国を代表してチームで戦う。すごくエキサイティングだし刺激を受けるし情熱が湧いてきます。それと同じようなモチベーションで挑める国別対抗戦が開催されることはとても大きな喜びです」。
グループリーグ制で戦う予選ラウンドでは韓国、スウェーデン、オーストラリアとともにプールBに入った。予選最終日にインビー・パークやチェ・ナヨンらを擁する強豪・韓国戦が待っているため、日本チームにとっては初日、2日目の取りこぼしが絶対に許されない。とはいえ。初日に当たるスウェーデンチームにはアンナ・ノルドクビスト、2日目にあたるオーストラリアにはカリー・ウェブと今季米ツアーで2勝ずつを挙げているポイントゲッターがおり、どの試合も厳しいものとなりそうだ。
2005年の女子ワールドカップ初代チャンピオンに輝いた経験を持つ日本チームは再び世界の頂点に立つことが出来るか!?