シニアルーキーB.アンドレード首位タイ浮上 F.カプルス失速
2014年3月23日(日)午前11:27
今シーズン、シニア入りした“若手”ビリー・アンドレード(米)が優勝戦線に浮上した。
米チャンピオンズツアーのミシシッピーガルフ・リゾート・クラシックは現地時間22日、ミシシッピー州のフォールンオークGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。前週の東芝クラシックで優勝し初日トーナメントをリードした好調フレッド・カプルス(米)が1アンダー71の平凡なスコアで失速する中、ルーキーのアンドレードが3連続2回を含む9バーディ(2ボギー)を量産。通算8アンダーまでスコアを伸ばし、フレッド・ファンク(米)と並び首位の座を分け合った。
レギュラーツアー(米男子ツアー)通算4勝のアンドレードは今年の1月に50歳になったばかり。ここまでチャンピオンズツアーには3試合出場しトップ10入り1回(エースグループ・クラシックの8位タイ)。この勢いのまま残り18ホール戦い抜くことが出来るか注目だ。
2週連続Vを狙うカプルスはジェフ・マガート(米)、ジェイ・ハース(米)と並び首位の2人に1打差の3位タイに後退。通算6アンダー6位タイにマーク・オメーラ(米)、ビル・グラッソン(米)ら。初日23位タイと出遅れたベルンハルト・ランガー(独)は3アンダー69にスコアをまとめ、通算4アンダーでコリン・モンゴメリー(スコットランド)らとともに12位タイまで順位を上げている。
日本勢唯一出場の井戸木鴻樹は思ったようにパットが決まらず2バーディ、3ボギーの1オーバー73とスコアを伸ばせず、通算4オーバー62位タイに低迷している。