女子世界ランキング 渡邉が85ランクアップ 藍は変わらず15位
2013年10月22日(火)午前10:46
渡邉彩香が米国時間21日発表の最新ロレックスランキング(女子世界ランキング)で85人抜きを演じて見せた。
国内女子ツアーの富士通レディースでツアー初優勝を狙い、トップのイ・ナリ(韓)に1打差単独2位で最終日に臨むはずだった渡邉だが、豪雨のため最終日は中止となり、試合は36ホール短縮競技として成立。2日目までの成績で決着したため、残念ながら初の栄冠はお預けとなった。それでも単独2位の獲得ポイントは大きく、最新ランキングでは前週までの267位から182位へ一気にジャンプアップしている。
一方、米女子ツアーのアジアシリーズ第3戦、LPGA KEBハナバンク選手権でプレーオフを制したエイミー・ヤン(韓)が、同ランク27位から18位へ浮上。プレーオフで敗れたセオ・ヒーキョン(韓)も同ランク54位から37位へと順位を上げている。3位タイに入った3人は、連覇を逃したスーザン・ピーターセン(ノルウェー)がNo.2の座をキープ。キム・セイヨン(韓)が同ランク50位から40位に、ミッシェル・ウィー(米)が同ランク80位から64位へと順位を押し上げた。
なお、同ランク1位のインビー・パーク(韓)、2位のピーターセン、3位のステイシー・ルイス(米)に変動はないが、アマチュアのリディア・コ(ニュージーランド)が同ランク5位から4位へ上昇。代わりにリュウ・ソヨン(韓)が同ランク4位から5位へと後退している。
他の主な日本勢は、米ツアー組の宮里藍が15位、宮里美香が20位でいずれも前週までの順位をキープ。国内ツアーの賞金レースをリードする森田理香子が2ランクダウンして同ランク39位となっている。