地元韓国勢に挑む有村&上原 S.ピーターセンは連覇狙う
2013年10月17日(木)午後0:30
強豪韓国勢の地元でツアールーキーの有村智恵、上原彩子の2人が初優勝に挑む。
今週の米女子ツアーは、現地時間18日に開幕するアジアシリーズ第3戦のLPGA KEBハナバンク選手権(韓国、スカイ72GCオーシャンC)。ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のインビー・パークをはじめ、2009、10年大会連覇のチェ・ナヨン、申智愛ら韓国が誇るトッププレーヤーたちが自国での優勝を狙っている。
「ロレックスランキングNo.1の選手として母国に帰って来られたことを誇りに思います。初めてのことで私にとって大きな意味がある。ご存知のように、今年はたくさん優勝していますが、スーザン(ピーターセン)やステイシー(ルイス)のようにシーズンを通して安定してはいない。後半はスローダウンしてしまった。今週はスーザンから学んでベストを尽くしたい」と、笑顔で意気込みを語ったパーク。今季はメジャー3連勝というとてつもない結果を残しているが、まだまだ満足できないようだ。
対抗するのは、ディフェンディング・チャンピオンで今季、メジャー大会のエビアン選手権を含む3勝を挙げているロレックスランクNo.2のスーザン・ピーターセン(ノルウェー)。セーフウェイ・クラシック、エビアンの2勝を含め、ここ6試合すべてでトップ10入りと絶好調だ。「毎朝、自分のゴルフがより良くなるように挑戦し、もっともプロフェッショナルなやり方は何かを考えながら起きるのが大好き」と、強さの秘訣が向上心にあることを明らかにした。まだまだ上を狙うピーターセンは、韓国勢にとってやはり強烈なライバルに違いない。
前週優勝のレクシー・トンプソン(米)やポーラ・クリーマー(米)、クリスティー・カー(米)、ヤニ・ツェン(台)らも出場する中、初優勝を狙う有村と上原も参戦。いずれも、一時帰国してプレーした日本でも思うような結果が出せておらず、シーズン終盤に起死回生の一発を目論んでいる。