“元・天才少女”M.ウィーが逆襲の4位タイ浮上! S.ルイス一歩後退
2014年11月22日(土)午前10:28
米女子ツアーの今季最終戦 CMEグループ・ツアー選手権は現地時間21日、フロリダ州のチバロンGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。今季ツアー2勝のミッシェル・ウィー(米)が5アンダー67と好スコアをマークし、首位タイと2打差の通算5アンダー4位タイに浮上した。
初日をイーブンパー72の22位タイで終えていたウィーだったが、この日は好調。出だしの1番はボギーとするものの、3番、6番でバーディ、さらに7番パー4ではイーグルを奪うなど3アンダーで折り返す。バックナインでも安定したプレーで、2つのホールでスコアを伸ばし、1イーグル、4バーディ、1ボギーで5アンダー67。今季は6月までに2勝を挙げるなど好調な滑り出しとなったシーズンだったが、怪我などもあり7月以降は未だ勝利なし。最高の締めくくりに向けて、優勝を射程圏内に捉えた。
2日目を終えて通算7アンダーでトップタイに立つのは、第1ラウンドを単独首位で終えたジュリエッタ・グラナダ(パラグアイ)とカルロタ・シガンダ(スペイン)。1打差の単独3位にはモーガン・プレッセル(米)、ウィーと同じ4位グループにサンドラ・ガル(独)、サラ・ジェーン・スミス(豪)の2人がつけている。
一方、賞金ランキングなど4部門でトップに立つステイシー・ルイス(米)は、スコアを落として一歩後退。前半で2つ、後半で1つのボギーを叩き、バーディは17番の1つだけ。1バーディ、3ボギーで2オーバー74の通算1アンダー15位タイに順位を下げ、首位とは6打差となってしまった。さらに、タイトルを争うインビー・パーク(韓)も、ルイスと同じく2オーバー74。通算1オーバー37位タイとなり、賞レースの行方は最後までもつれる展開となりそうだ。
前日のラウンドで5オーバー72の60位タイとした上原彩子はこの日も大苦戦。パーオン率が50%を下回り、さらにパット数も2日連続の30を記録するなど、前半だけで5オーバーを記録。1バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの6オーバー78を叩き、通算11オーバーで67選手中単独64位となっている。