4冠狙うS.ルイスが好発進! 上原60位タイ、野村は棄権…
2014年11月21日(金)午前9:41
米女子ツアーの今季最終戦 CMEグループ・ツアー選手権は現地時間20日、フロリダ州のチバロンGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。6アンダー66をマークしたジュリエッタ・グラナダ(パラグアイ)が単独トップに立つ中、4冠を狙うステイシー・ルイス(米)も3打差の3位タイと好位置につけた。
やはり今季の主役は彼女なのか? この日のルイスはアウトスタートの前半を1アンダーで折り返すと、後半は15番バーディ、16番ボギーとした後の17番パー5でイーグル奪取に成功。「今日は少しアップダウンのある日だった」と振り返りながらも、3アンダーとまずまずの滑り出しを見せた。
現段階で賞金ランキング、レース・トゥ・CMEグローブ、平均ストローク、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの4部門でトップに立つルイス。もし仮にルイスが賞金レースを制すればアメリカ勢としては1993年のベッツィ・キング(米)以来、実に21年ぶりの快挙となる。このまま偉業へと突き進めるか?
上位陣は、4アンダー68の単独2位にサンドラ・ガル(独)、ルイスと同じ3位タイにキャロライン・ヘドバル(スウェーデン)、ベレン・モソ(スペイン)。今大会に勝てば自力で年間王者を決められるインビー・パーク(韓)とリディア・コ(ニュージーランド)は1アンダー71の13位タイにつけている。
一方、2人の日本勢は厳しい結果に。上原彩子はこの日、1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの5オーバー77。出場69選手中60位と下位からのスタートを余儀なくされてしまった。また、若きエース候補・野村敏京は、第1ラウンドで棄権という残念な幕引きで今シーズンを終えている。