A.スコットが名門シネコックヒルズでコースレコード樹立!
2013年9月19日(木)午後0:00
マスターズ王者、アダム・スコット(豪)が全米オープンの舞台でもある名門シネコックヒルズGC(ニューヨーク州)でコースレコードを叩き出していたことがわかった。
年間王者をかけて米男子ツアー、フェデックスカッププレーオフシリーズ最終戦のツアー選手権(現地時間19?22日/ジョージア州イースト・レイクGC)に挑むスコットだが、前週の同シリーズ第3戦 BMW選手権が行われたイリノイ州シカゴ郊外に向かう途中で立ち寄ったのがシネコックヒルズ。2018年にはまたしても全米オープンが開催されることが決まっているコースでプライベートのラウンドを行った。
赤ティー(レディースティー)からのプレーではあったが、それでも最終ホールで3.6メートルのパットを沈め『63』をマーク。1996年にやはりプライベートで回ったレイモンド・フロイド(米)が樹立したコースレコードを1打塗り替えた。
「最高だね。僕がコースから戻ってきたらメンバーたちがとてもエキサイトしていた。100年以上だれもマークしていないスコアで回ったんだから本当に最高だよ。楽しい一日だった。レイモンド・フロイドよりいいスコアを出したんだから、最高の1年にまたひとついい思い出が加わったよ」と、笑いが止まらなかったスコット。2004年の全米オープンで予選落ちを喫したコースに、見事に成長した姿を見せつけた上、さらに大きな自信を得てコースを後にした。
フェデックスカップポイントランク首位のタイガー・ウッズ(米)、同2位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)らを相手に、年間王者に与えられる1,000万ドル(約10億円)のボーナス獲得をかけてシリーズ最終戦に臨むために、自ら最高の状態を作り上げた。