2013年王者・井戸木、2年ぶりの大会制覇へ ピート・ダイ設計のコース攻略なるか?!
2015年5月21日(木)午前10:54
(写真提供:Getty Images)
現地時間21日、インディアナ州のピートダイコース at フレンチリックを舞台に米チャンピオンズツアーの今季メジャー第2戦、全米プロシニアゴルフ選手権 presented by キッチンエイドが開幕。2013年王者の井戸木鴻樹を含む、日本人4選手が出場し、ビッグタイトル獲得を狙う。
日本人選手は井戸木の他に、倉本昌弘、羽川豊、室田淳がフィールド入り。2013年大会は同ツアー初参戦となった井戸木が、トップと5打差の5位タイからスタートした最終日にノーボギーの6アンダー65をマーク。米男子ツアー通算14勝のケニー・ペリー(米)らを逆転し、見事にメジャー制覇を果たした。
ディフェンディング・チャンピオンとして挑んだ昨季は、初日に5オーバー76と出遅れ。2日目以降は安定したプレーを見せたが33位タイと連覇はならなかった。一方で室田が3日目を終えて2打差の3位タイと好位置につけるなど、9位タイフィニッシュ。日本人選手との相性の良い大会で、今季も上位進出が期待される。
昨季大会を制したのは、コリン・モンゴメリー(スコットランド)。昨季、賞金ランキングとチャールズ・シュワブカップで2位と好調なシーズンを送ったモンゴメリーは、最終日に6アンダー65を叩きだし、単独2位のトム・ワトソン(米)に4打差をつける圧勝。シニア初Vを念願のメジャー大会で飾った。
ディフェンディング・チャンピオンとして大会に臨む気持ちは「とても良い」と話したモンゴメリー。「ここでチャンピオンになるためには、良いプレーを4日間続けないといけない」と優勝の難しさを語った。さらに“視覚の魔術師”ピート・ダイが設計したコースについては「彼のコースを今までたくさんプレーしてきたけど、このコースはベストなもののうちの1つだ。素晴らしい舞台だよ」と称賛している。
また、昨季の2冠王ベルンハルト・ランガー(独)がパワーランキング(優勝予想)で1位となっている。昨季メジャー大会で2勝を挙げたことや、今季7試合で4度トップ10入りの安定感を評価。同ツアーの“絶対王者”は、今年まだ優勝を果たしていないが、ダイが設計したコースをいかに攻略するのか注目が集まる。また同ランク2位には、現在チャールズ・シュワブカップで1位につけているジェフ・マガート(米)がランクインしている。
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