海外女子
“第5のメジャー”開催コースが衣替え
2013年9月9日(月)午前11:44
いよいよ米女子ツアーのシーズンメジャー最終戦(第5戦)エビアン選手権が現地時間12日(?15日)に開幕する。今季からメジャー大会に昇格した同大会は、昨季までのエビアン・マスターズから名称を変え新たなスタートを切る。
舞台はフランスのエビアン・リゾートGC(旧エビアン・マスターズGC)。ヨーロッパの大陸側でメジャー大会が開催されるのは初めてとあって、世界最強の女子プロたちを迎えるに相応しいコースへ主催者側とゴルフ場が一体となってここ2年大規模な改造に取り組んで来た。
中でも大きな変更は最終18番がパー5からパー4へと生まれ変わったこと。以前は2オン可能なチャンスホールでバーディによる決着が多かったが、今回442ヤードと距離のあるパー4に変更されたことで難易度が大きく跳ね上がり、最後の最後で手に汗握るドラマが繰り広げられることになりそうだ。
日本勢にとっては1977年の樋口久子以来(全米女子プロゴルフ選手権優勝=現ウェグマンズLPGA選手権)36年ぶりのメジャー制覇がかかるこの大会。インビ?・パーク(韓)やスーザン・ピーターセン(ノルウェー)、ステイシー・ルイス(米)ら強豪相手にシーズン未勝利の日本勢が栄冠を射止めることが出来るかが最大の焦点になる。