M.カルカベッキア抜け出す、B.ランガー15位タイ浮上
2014年5月17日(土)午前10:11
我慢比べの展開の中、マーク・カルカベッキア(米)が頭ひとつ抜け出した。
米チャンピオンズツアーの今季メジャー初戦、リージョンズ・トラディション(アラバマ州ショールクリーク)は現地時間16日、第2ラウンドの競技を終了。初日のトーナメントリーダーのひとりカルカベッキアが、2日連続3アンダー69にスコアをまとめ、通算6アンダーで単独トップに立った。
初日は4人が首位を並走する混戦だったが、ここに来てリーダーボードが縦長に伸びつつある。今季トップ10が1試合しかなく、一昨年以来勝ち星がないカルカベッキアのシニア通算3勝目なるかに注目だ。
その他上位陣は1打差の単独2位に還暦を迎えたジェイ・ハース(米)、2打差の3位タイにケニー・ペリー(米)とオーリン・ブラウン(米)の2人。通算3アンダー5位タイにジョン・クック(米)、スティーブ・エルキントン(豪)がつけている。
初日38位タイと出遅れた“ミスター・チャンピオンズツアー”ベルンハルト・ランガー(独)は4バーディ、2ボギーの2アンダー70で回り、通算イーブンパー15位タイに順位を上げたが、同じく38位タイからスタートしたフレッド・カプルス(米)はショット、パットともに精彩を欠き、ノーバーディ、5ボギーの5オーバー77を叩き62位タイに後退した。
ディフェンディング・チャンピオンのデビッド・フロスト(南ア)は通算1アンダー8位タイ。ランガーと同じ15位タイにツアー初Vを目指すコリン・モンゴメリー(スコットランド)の他、トム・レーマン(米)、トム・ワトソン(米)、コリー・ペイビン(米)、マーク・オメーラ(米)らメジャーチャンピオンが名を連ねている。
尚、昨季のシニアPGA選手権王者、井戸木鴻樹は出場していない。