バート・ブライアント（米）が2週連続優勝に向け好発進を切る中、日本勢唯一出場の井戸木鴻樹は23位タイとまずまずの滑り出しを見せた。

　米チャンピオンズツアーのボーイング・クラシック（ワシントン州TPCスノクアルミーリッジ）が現地時間23日開幕。第1ラウンドが行われたこの日、前週のディックス・スポーティンググッズ・オープンでツアー節目の1,000試合目を制したブライアントが、4連続を含む8バーディ（2ボギー）を量産し6アンダー66をマーク。2位に並んだダフィー・ウォルドルフ（米）、ボビー・クランペット（米）に1打差をつけ単独トップに立った。

　ブライアントにとって前週の優勝は記念すべきツアー初V。その勢いのままこの日は6番までに5バーディを量産する猛攻で好調ぶりを見せつけた。現在賞金ランキング2位のベルンハルト・ランガー（独）も健闘。4アンダー68でカーク・トリプレット（米）らと並ぶ4位タイの好位置をキープしている。

　シニアPGA選手権で日本男子初のメジャーチャンピオンに輝いた井戸木鴻樹は、5つバーディを奪いながら4つボギーを叩いて1アンダー71止まり。首位と5打差の23位タイからのスタートとなった。