藍、1打差の単独2位発進 序盤のイーグル奪取に「弾みがついた」
2015年4月3日(金)午前10:58
米女子ツアーの今季メジャー初戦、ANAインスピレーションが現地時間2日、カリフォルニア州のミッション・ヒルズCC ダイナ・ショア・トーナメントCを舞台に開幕。5選手出場している日本勢は、宮里藍が1イーグル、3バーディ、1ボギーの4アンダー68で回り、首位のモーガン・プレッセル(米)に1打差の単独2位発進を切った。
女子版の“マスターズ”で日本のエースが復活の狼煙を上げた。この日の藍は10番からスタート。するといきなり2ホール目の11番パー5で、バンカー越しのアプローチショットを直接沈めるチップインイーグル。前半を2アンダーで終えると、ハーフターン後は2番と最難関の3番パー4で連続バーディを奪って一時トーナメントをリードした。
最終的には、5アンダー67を叩きだしたプレッセルに首位の座を譲ったものの、久々の好発進に手応えを感じた藍。「(イーグルで)弾みがついたと思う。早めにラッキーがあると気持ち的にもノッていけるのでそれも大きかった。バーディチャンスにたくさんつけられたが、やはりグリーンの読みが凄く難しいので、スピードだけ合わせてバーディチャンスでもアグレッシブになりすぎないように心がけてラウンドした」と笑顔で初日のプレーを振り返った。
また、ショット、パットともに好調なことについては「(ショットの調子は)悪くない。今日はドライバーからアイアンまで凄くいいリズムで打てた。(パットは)何も変えていない。ここ数週間ずっとこういう感じでプレーできているので、引き続きそれを体現できたのではないかなと思う」と分析。久々のポジションで戦う2日目には「まだ初日なので、しっかりと地に足をつけてプレーしたい。今日のようなリズムでしっかり戦いたい」と意気込みを語った。
藍以外の日本勢は、上原彩子がイーブンパー72で回って26位タイ、前週のキア・クラシックで8位タイに入って出場権を手にした横峯さくらは、1オーバー73と我慢のゴルフで39位タイ。宮里美香が2オーバー74の51位タイ、野村敏京は4オーバー76と乱れて85位タイと出遅れた。
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