S.ルイス単独トップスタート! 地元期待のフォンは52位タイ
2014年10月2日(木)午後6:31
米国女子ツアーのアジアシリーズ第1戦となるレインウッドLPGAクラシックは、現地時間2日、中国、北京のレインウッド・パイン・バレーGCで第1ラウンドを行い、ステイシー・ルイス(米)が7アンダー66で単独トップに立った。本大会に日本勢は出場していない。
現在、賞金ランキングとレース・トゥ・CMEグローブでトップに立つステイシーが、実力通りトップスタートを切った。3番、4番でバーディを獲り2アンダーで折り返すと、後半は5つのバーディを量産。上がり2ホールを連続バーディで締めくくるなど、7バーディ、ノーボギーの完璧な内容で、この日のラウンドを終えた。
昨年のこの大会では、最終日の18番を単独首位で迎えながら、地元中国のフォン・シャンシャンにイーグルを決められ逆転負け。試合後は、ツイッター上で中国ファンのマナーについてつぶやき、アカウントを一時停止するなど“因縁”があった。それだけに世界No.1プレーヤーとして乗り込んだこの大会では、優勝してそんな過去の騒動を完全にシャットアウトしたいところ。プレーヤー・オブ・ザ・イヤーと平均ストロークを合わせた『4冠』も現実的なものになってきており、2日目以降もステイシーのプレーが注目される。
一方、昨年ステイシーを破り劇的な逆転勝利を演じたフォンは、連覇を目指して1番でバーディを奪い幸先良く出たが、4番、7番、9番でボギーを叩いて2オーバー。後半は全てパーでまとめ、この日は2オーバー75の52位タイと出遅れた。ティーショットがフェアウェイを外れたのは1回だけだったが、31パットとグリーン上で苦しんだことがオーバーパーの要因となった。
その他、キャロライン・ヘドバル(スウェーデン)が6アンダー67をマークし単独2位につけジェニー・シン(韓)、ヨー・スヨン(韓)が5アンダー68で3位タイにつける展開。インビー・パーク(韓)、ヤニ・ツェン(台)らが4アンダー69で5位タイで続いている。