J.ローズ再浮上、A.スコットは首位に5打差9位タイ 豪州ツアー
2012年12月9日(日)午前10:18
世界ランク4位のジャスティン・ローズ(英)が、シーズン最終戦を最高の形で締めくくるべくリーダーボードを再浮上した。
豪州ツアーのオーストラリアン・オープン(豪州、ザ・レイクスGC)は現地時間8日、第3ラウンドの競技を終了。前日5位タイに後退したローズはこの日中盤までに4つのバーディを奪って一時トップに躍り出たが、上がり2ホール連続ボギーで2アンダー70止まり。それでも通算5アンダーとして単独トップのジョン・センデン(豪)に2打差の単独2位に返り咲いた。
ローズは「明日は強風が吹くらしいね。そうなったら誰にでも(優勝の)チャンスはある。激戦になりそうだけれど、誰が勝つかわらかない接戦はやり甲斐がある。シーズン最後の戦いを心から楽しみたい」とコメント。ローズが言う通り首位から5打差に17人がひしめいており、最終日のスコア次第で多くの選手に優勝のチャンスがあるだろう。通算4アンダー3位タイには米チャンピオンズツアーで活躍するピーター・シニア(豪)やマシュー・ジョーンズ(豪)らがつけ、通算3アンダー6位タイにカイル・スタンレー(米)、スチュアート・アップルビー(豪)が並んでいる。
さらには大会一番人気のアダム・スコット(豪)もこの日1つスコアを伸ばし、通算2アンダー9位タイと逆転可能なポジションをキープ。前日2位タイの好位置につけたブレンダン・ジョーンズ(豪)は3つスコアを落とし、スコットと同じ9位タイに後退している。
一方、前日68の好スコアで予選突破を果たした63歳のトム・ワトソン(米)は、難コンディションに苦しみ6オーバー78の大乱調。通算8オーバーで65位タイまで順位を下げた。
強豪が上位にひしめくオーストラリアのナショナルオープンで最後に笑うのは果たして誰だ? 尚、日本勢は今大会に出場していない。